ちはやふる

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自分からは絶対にみることのなかった映画「ちはやふる」。
ガイダンスのようなものがあって、みることになった。

絶対自分では観ないと思っていた理由・・。
広瀬すずへの先入観と、攻撃心。
(TV番組の音声さんにたいする差別的発言とか、
学生時代にクイーン的存在でスクールカーストの最上位にいてイジメをやっていたという話とか。外見のよさを鼻にかけ、したたかに上に立ってるやつ、という投影。)

あと、この人生でずっともってきた「リア充的なやつら」への敵対心。超えることの出来ない壁。映画のなかの世界観(若い男女の青春いっぱい笑な様子)にそういう投影もをしていた。

こういうのがあったので、絶対に自分からは見ようとしなかった映画。絶対に、ありえない映画だった。

実際、そういうのが上がってくるのを感じながら、観ていた。


でも観終わった時、なんかそういうすべて、そういうのを抱え持っている自分のすべてが、結果的に見ごとに「ヤラれてしまった」感じになった。

何が起こったのか、自分ではうまく説明できないけど、
ここ最近感じているエクスパンション的な感覚と、
自分がこれまでもってきた、上にあげたような攻撃心や固定観念、ゆるせなかった部分が、
なにか溶けあっていったような・・・そんな感じがする。

自分にとっては大きなゆるしの機会とめぐみをいただけた映画だった。

自分にとってのアキレス腱的な”このあたり”の抱え持っていたものが「やられる」のは、こうして降参できるのは、すげーありがたい。

ありがとうございます。