a course IN MIRACLES
先に最終日のことを書いたほうがいい感じがした。
3日目までに、みんな、多くの奇跡が本当におこったね、と実感しあえていたと思う。
その余韻のなかで終わるかに見えた今回の旅だったけど、
帰りの車のなかでまた大きな何かが浮上することになった。
これまで表に出ることのなかった大きなダークネスの浮上。
ただただ浮上させるだけだったという印象がある。
そして3日目めに感じたようなはっきりした解放や奇跡の明るさは誰も感じないまま、
神奈川まで帰ることになったと思う。(そういう知覚だった)
それと同時に、初日や2日目にあったような「オレの手柄」と錯覚しそうなことも何も起こらなかった。
そして最後、平塚のパーキングに車をとめて
のりこさんの車に機材などを移してさようならをしようかというとき、
本当になんでかはわからないのだけど、
けんた個人とはまったく関係ないような、意味不明の、
何かあかるい光にみちた力強さのようなものが入ってきて、
思わず何度も両手でガッツポーズせずにいられなくなった。
よろこびのなかで
「本当にみんな大丈夫だよ」
と声をかけているみたいだった。
この体験が、本当にこの旅ぜんぶが奇跡だったんだよ、という確信を与えてくれたように感じた。
この力が、いつも私たちといっしょにあるんだということを忘れませんように。