テネット。究極的な種明かしを求めたい。

エスちゃん、
テネットを見て話の内容はわけわからんかったけど、
感じられたことがあったんじゃ。

ひとつは、自分がこの世界で具体的に感じとる
あらゆる恐怖の「原因」に見えるようなことたち(陰謀的な話や人々の(自我的な)行動・感情やその動機などすべて)、
それらすべての背後におるのは自分自身なんじゃ、という実感をともなった感覚。

映画のすばらしいところで、この感覚が知識とかじゃなく実際に感じさせてもらえたのはすごい助けになると感じとる。

この世界の知覚のすべての背後にI AMがおる、っていう話が、実感をともなったものとして感じさせてもらえるというのはすごいありがたい。

そして最終的にはこのなかに救いがほんまになくって、助けを求めて叫ぶしかなくなるような感じがしてくる。

 

もうひとつは、自分が無意識に大前提として受け入れている「時間の流れ」というものが、前提とはいえないんじゃないか、という感覚。

過去から未来に時間が流れていると、自分でそういうふうに見たくて見てるだけなんじゃないか、みたいな。

そういう「時間の流れ」と、「ほんまのリアリティ」みたいなものは関係ない。
そういう感覚を感じさせてもらえた。

(デイヴィッドが紹介していたコースの内容ともつながりそう。)

この辺はまだはっきりしてないので、もう一回テネット見て、もう一回コースも見てみて、感じてみたいと思っとる。

 

わしはこの世界の極限までの種明かしを求めたい。

どっか「このへんまででええやろ」みたいに途中でとめようとする動きが自分のなかにある。

もうそれをやめたい。

究極的な完全な種明かしを求めたいです。

エスちゃん、どうかそのように導いて下さい。